今回取り上げてみようと思うのは「DUCATI」です。
名前は聞いたことあるけど、どんなオートバイメーカーなのかな?DUCATIって知っている様でまだまだ知らない事もあるのではないでしょうか?(まぁ私も知っている様で知らないことが多いです汗)
今回は、あえてDUCATIについて簡単ですが私なりにご紹介していきたいと思います。(オートバイの話は出てきません!(笑))
DUCATIはイタリア発祥で現在もイタリアに拠点を置く、オートバイメーカーです。イタリア北部にあるボローニャという都市に会社と工場を構えており、スクランブラーを除くすべてのDUCATIはその1カ所で製造されています。
北に位置するミラノやベネチア、トリノと南に位置するローマやナポリを結ぶ中間地点に位置しており、主要都市とのアクセスが良いため、物流の拠点として、また工業の拠点として発展してきました。
工業都市としては、高級車のランボルギーニやマセラティもボローニャ発祥ですよね。
食文化も造詣が深く、ご存知ボロネーゼはボローニャ発です。
何度か訪れたことがありますが、ホントに食事がおいしいです!ここまで日本人好みの食事が出てくる異国も珍しいのではないでしょうか。
中心街は古来からの石畳の道路が多く、オートバイで走ると常にガタガタ。振動からくるストレスは体のみならず、オートバイにも負担がかかります。そのため、ヨーロッパメーカーの車両は足回りが強い車種が多いですよね。
ミラノやローマほどの華やかさはないものの、多くの教会や古い建物が多く、落ち着いた趣のある街です。
ヨーロッパ最古の大学もボローニャにはあり、医術に関して特化していたようです。その為、昔から多くのお医者さんを輩出してきたとのことです。実際に大学の中は有料で見学出来るので、大昔に使用していた解剖教室も見ることができます。
また、街全体を見下ろすと赤レンガの建物や赤い屋根が多く、街全体が真っ赤に染まったかのように見えます。イタリアンレッドを連想させますね!?情熱の赤!パッションの街です!
そんな環境で生まれ続けている「DUCATI」は中心街から20分ほどの郊外に位置ししています。住所名は「Borgo Panigale(ボルゴ・パニガーレ)」。そう!DUCATIのスーパーバイク「PANIGALE」は会社が位置する住所名から来ているんですよ。
こちらはDUCATI本社の向かいにある普通の住宅玄関前?
住所の表札が既に神々しい…。
本社の壁には、DUCATIが歩んできた歴史が絵として描かれてます。
建物は古いもので、第二次世界大戦以前からのものもあります。実際に、絵が描かれている壁の後ろに立っている建物には、銃弾の跡が無数に刻まれているんですよ!
いかがでしたか?たまには、チョットこんな感じでDUCATIに触れるのもいいのではないかと…?
今後もオートバイだけでないアプローチでDUCATIに触れていきたいと思います。